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食品としてのコメを取り上げ、各国のエキスパートがコメの利用の事情を紹介しました。又、コメの様々な用途開発等の方向性について話し、今後のコメ利用および食生活の重要な指針とします。 |
| 開会挨拶 |

新潟市長 篠田昭氏 (食と花の世界フォーラム組織委員会会長/新潟市長)
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11月29日から2日間の会期で、「食と花の世界フォーラムにいがた2008」が開幕しました。国内外から参加された多くの皆さまを心より歓迎申し上げます。新潟市は昨年4月に、日本で16番目かつ本州二本海側初の政令指定都市となりました。わが市の特徴は、信濃川、阿賀野川の大河に育まれた面積日本一の水田に代表される農水産資源の豊かさであり、ほかの政令市には類を見ない60パーセントを超える食料自給率を誇る田圃型政令指定都市という点にあります。こうした農業の大きな力を基盤として、新潟市の誇る「食」と「花」の二つをキーワードに産業・経済をはじめ、学術、芸術、文化、情報、ネットワークの各分野を活性化し、世界に貢献できる都市ブランドの構築を図るため、産学民官が一体となって取り組んでいるのが「食と花の世界フォーラム」です。当フォーラムは、2年間のプレイベントを経て昨年本開催をスタートさせましたが、これまでも世界中に山積する問題の中から特に食と健康に焦点を当て、これらの問題解決の一翼を担うべく国際会議や国際見本市などを開催してきました。本開催2回目となる今年は「食と健康の国際会議」と題し、3つのプログラムで皆さまをお迎えします。まず、「食と健康の新潟国際フォーラム」です。「コメ」をテーマに、世界各国のコメ利用事情やコメの持つ機能、おいしさ、健康への価値などを探ります。次に、「食と健康に関する新潟国際シンボジウム」です。「抗ガン、抗加齢食品機能の予防統合医療における役割」をテーマに国内外から多くの専門家・研究者にお集まりいただき開催いたします。最後に、「食と健康の市民シンボジウム」です。「みんなで取り組もう!食育と健康づくり」をテーマに、市内の小学校の食育に対する取り組みの発表や、服部幸應・茂木健一郎両氏を迎えた鼎談を行い、食育や健康づくりを実践していただくきっかけづくりにしたいと思います。今回のプログラムが食と健康について改めて考えていただく良い機会になれば大変有難いと思っております。そして、食と花を通して世界に貢献したいと考える新潟市の志あにご賛同いただき、多くの皆さまから私たちのプロジェクトにご参画くださいますよう、お願い申し上げます。ご来場ありがとうございました。
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新潟県知事 泉田裕彦氏 (食と花の世界フォーラム組織委員会特別顧問) |
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「食と花の世界フォーラムにいがた2008」の開催をお慶び申し上げますとともに、国内外からお越しいただいた皆さまを心から歓迎申し上げます。県都新潟市が、「食と花の世界フォーラムにいがた2008」の開催を通じて、国内外の皆さまとの交流を一層深め、さまざまな知見を結集して新たな価値の創出につなげるとともに、国内外に向けて情報発信し国際拠点都市としての機能をさらに高めていくことは、新潟県全体の発展にとって極めて有意義なことと考えております。また、「食と花の世界フォーラムにいがた2008」のメインである「食と健康の新潟国際フォーラム」では、米の利用状況や将来展望、機能性など、「コメ」がテーマとされており、米の主産県である本県にとりましても非常に意義深い議論が展開されることと期待しております。新潟県は、豊かな自然環境に恵まれ、肥沃な大地と清らかな水に育まれた安全・安心な農産物や、日本海で捕れる新鮮な魚介など食の宝庫であるとともに、チューリップやユリを始めとする花き・花木でも全国トップクラスの生産地であります。このような恵まれた立地条件を生かし、米菓、包装餅、水産練製品など全国有数の食品産業が成長しております。「食と花の世界フォーラムにいがた2008」が、参加される皆さまにとりまして、本県の豊かで品質の高い食に実際に触れ、素晴らしさを実感いただける良い機会となれば幸いです。最後に「食と花の世界フォーラムにいがた2008」が内外から高く評価され、さらなる発展を遂げられますよう心からご期待申しあげます。 |
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| 日 時 |
平成20年11月29日 午前9時〜12時 |
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座 長
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●門脇 基二氏(新潟大学大学院教授:日本)<座長>

略 歴 昭和50年 東京大学農学部農芸化学科卒業
昭和61年 農学博士(東京大学)
平成2 年 米国ペンシルベニア州立大学医学部研究員
平成5 年 新潟大学農学部助教授
平成10年 同教授
平成19年 新潟大学自然科学系副学系長
専門分野 栄養生化学、細胞生物学。現在はアミノ酸によるタンパク質代謝制御機構とコメタンパク質及び食品微量成分の新規生理機能の探索に従事。日本アミノ酸学会会長、日本栄養・食糧学会理事、日本農芸化学会、日本生化学会、American
Physiological Society, American Society for Biochemistry and Molecular
Biology会員、日本学術会議IUNS分科会特任連携会員、国際アミノ酸科学協会顧問を務めるほか、新潟市食の安全意見交換会委員、食と花の世界フォーラム食の国際シンボジウム副部会長なども務め、本新潟国際フォーラムのオーガナイザー。 |
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基調講演
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●ベンベニド・フリアーノ氏(フィリピン国立イネ研究所上級顧問;フィリピン)
「東南・南アジアにおけるコメの特徴と利用法」

学 歴 1952-55年 フィリピン大学ロスバニョス校(農芸化学専攻)卒業
1956-58年 オハイオ州立大学(コロンバス)理学修士(有機化学)
1958-59年 オハイオ州立大学(コロンバス)理学博士(有機化学)
職 歴 1961-67年 国際イネ研究所(IRRI)準研究員
1968-93年 同研究員
1993年-現在 フィリピン国立イネ研究所(ロスバニョス)上級顧問
コメの化学に関する専門論文は370を超え、主な著者として、イネ研究所の「Rice Chemistry and Quality(コメの化学と品質)」(2003年)、FAO/IRRIの「Rice
in Human Nutrition(人間栄養学におけるコメ)」(1993年)等。また、アメリカ穀物化学者協会(AACC)の著名な専門書「Rice:Chemistry
and Technology」第2版(1985年)の編集者であり論文寄稿でもある。
受賞歴(抜粋)
1982年日本澱粉学会科学功労賞、1988年アメリカ穀物化学者協会TBオズボーン賞、1993年フィリピン国家研究評議会60周年記念国家研究者賞、1998年第5回ASEAN科学、技術週間ハノイにて優秀科学・技術者賞、2000年フィリピン大統領より国家科学者の地位・称号を授与。2004年ISIの高頻度被引用研究者(農業科学)となる。 |
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各国
状況説明
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●大坪 研一氏(新潟大学教授:日本)
「日本におけるコメ利用の現状と将来」

昭和26年生まれ、昭和49年東京大学理学部卒業、昭和56年農水省入省食品総合研究所所属。平成元年農学博士(東北大学)。平成2年農水省北陸農業試験場品質評価研究室長、平成5年食品総合研究所穀類特性研究室長、平成17年同食品素材部長。平成20年新潟大学農学部教授。コメの品質、DNA判別、加工利用に関する研究に従事。
著書等 米の科学(朝倉書店)、米飯ビジネス食品事典(サイエンスフォーラム社)、
日本一おいしい米の秘密(講談社)
受 賞 日本食品科学工学会奨励賞(1995)、日本食品科学工学会技術賞(2008)
所属学会 日本食品科学工学会、DAN鑑定学会、日本食育学会、アメリカ穀物化学会
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●李 里特氏(中国農業大学教授:中国)
「中国におけるコメ利用の現状と将来」

1948年5月3日生まれ。1977年中国の西北農業大学農業機械学科に進学。1982年北海道大学大学院農学科に留学し、農畜産加工工学を専攻。1985年修士課程を修了、1988年同講座で博士学位を取得する。1988年末中国に帰国、元北京農業工程大学食品工学部の教師となる。同学部の助手、講師、助教授を経て、1994年教授となり、1990年同学部食品プロセス研究室の主任。1991年同副学部長、1992年学部長にそれぞれ就任する。その間1993年10月から1994年10月まで国連大学フェローシップで農水省食品総合研究所に留学する。1994年元北京農業工程大学副学長、学術委員会主任に就任する。1995年北京農業大学と北京農業工程大学が合併し、中国農業大学設立時に同大学副学長(2003年まで)。その他、中国国家食物と栄養評議委員会副主任、中国農業工学会農産加工及び貯蔵専門委員会主任、中国食文化研究会副学長、北京農業工学会理事長など歴任。
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●崔 海椿氏(元農村振興庁国立作物科学研究院育種部長:韓国)
「韓国におけるコメの特徴と利用法」

学 歴 1965-1972年 ソウル国立大学農業生命科学大学卒業
1977-1980年 ソウル国立大学大学院M.S.A.取得
1981-1985年 ソウル国立大学大学院博士号取得
職 歴 1986-1998年 国立作物科学研究院上級研究員
1999年 農村振興庁作物科学研究院嶺南農業研究所コメ研究部長
2000-2002年 同コメ遺伝育種部長
2002-2004年 江原大学校農学部教授(兼務)
2001-2003年 韓国作物学会および韓国育種学会副会長
2007年 韓国ライス・テクニカル・ワーキンググループ副会長
受賞歴 韓国作物学会科学賞(1992年)、大統領Geunjeong勲章(1993年)、韓国育種学会科学賞(2001年)、大統領Noogjogeunieon勲章(2004年)、福井市コシヒカリ国際賞(2005年)、韓国ライス・テクニカル・ワーキンググループ科学賞(2006年)
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●エレーヌ・シャンペーン氏(農務省南部研究所グループリーダー:米国)
「USライス:健康促進のために」

米国農務省農業研究局南部研究所食品加工・官能評価研究部の研究リーダーを務める。複合的研究チームを率い、コメ、落花生、生鮮果物の官能評価および品質評価から、子供や成人の肥満防止に有効なナマズの風味特性に影響する因子など、幅広い研究を行なっている。コメやその他の穀物への栄養・機能・官能特性の付加をテーマに発表した論文は120篇を超える。また、コメの新たな利用法を編み出し、高付加価値製品の開発を支援してきた。アメリカ穀物化学者協会国際会員(AACCI)としてこれまでに、精米・品質技術委員会議長(1994-2001年)、AACC短期課程「精米および技術」の設立および共同指導、「Cereal
Chemistry(穀物化学)」の準編集員(1995年〜)、コメ部門のシンボジウム開催、著名な専門書「Rice:Chemistry and Technology(コメ:化学と技術)」第3版の編集など、多大な貢献がある。
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| 総 括 |
●11時35分 〜 12時00分 |
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