


平成6年、日本列島は記録的な冷夏に見舞われ米の収穫量が例年にくらべ激減したため、日本国内では米不足パニックが発生しました。稀少な日本米を外国米と抱き合わせて販売する、という光景も見られました。今考えますと、私にとってこれは歴史に残る嘘のような出来事でした。私の店も毎日朝5時からお客さんが並んでいましたし、米政府管理倉庫に適量の在庫が少ないために緊急輸入米が大量に日本に入りましたが、日本人は外米・タイ米などを食べ慣れていないため輸入したお米は消費されぬまま大量に残り、長期に渡って全国のお米屋さんは大変泣かされた歴史的1ページであったと思います。
当社は店舗におきましては会員制でお米販売をしています。お陰様でパニック時期も会員さんには誰一人ご迷惑をかけることなく乗り切ることができました。21世紀を迎え『世界は一粒である』をモットーに研究し努力して参ります。

長い年月をかけて魚沼産コシヒカリは、何故全国的に人気をよんだか、簡単にご説明いたします。
農作物は全国的にその土地柄に立地している作物である事。例を言えば、特産品はその都道府県にマッチした物が名産品としてあげられています。千葉県ですと落花生が全国的に名産品と言われていますように、コシヒカリは全国的に作付けされていますが、たまたま、新潟県魚沼地域に最適であった事です。


|